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“シニア期”のペットとの付き合い方 ~長生きのポイント~ Part3

最後に『認知機能障害(認知症)』についてお話ししていこうと思います。

 

認知症とアンチエイジングケア

認知症は“昼夜逆転” “夜鳴き” “深夜の徘徊行動” “排泄の失敗” などが多くあげられます。

症状が進行していくにつれ、飼い主様も夜なかなか寝れずに心身ともに参ってしまうケースも多いです。

高齢だから…と諦めるのではなく、

認知機能障害 という1つの病気として考え、早期の治療を行うことをおすすめします。

参考までに、動物行動学の茂木 千恵先生が提示している、

“認知機能低下を示す早期に発見する兆候”を掲載させていただきますのでご覧ください。

 

最後に

いかがでしたでしょうか?

今回は3回に分けてシニア期・高齢期のお話し、認知機能障害についてのお話をさせていただきました。

飼い主様がいままで一緒に生活してきたわんちゃんねこちゃんのこのような症状で心身ともに参ってしまうことは

とても悲しいことです。

 

最期までこの子と一緒に過ごせて良かった、そんなふうに思えるような時間を過ごしてもらうためにも、

当院では“シニアケア”に重きを置き、

これからさらにペットが健康寿命を延ばし長生きできるよう日々取り組んでいます。

 

簡単なことでも構いません。悩む前に一度ご相談ください。

一緒にその“悩み”と向き合い、解決していけるよう飼い主様方のサポートをさせていただければと思います。

 

駒沢どうぶつ病院 田部 久雄

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